前回も述べたが最近睡眠障害でおクスリを飲んでいて頭が恍惚状態になっていることがある。試しにthrobbing gristleを聴いてみたがさらに頭痛が酷くなった(笑)。うちにあるCDは癒しなんかと程遠く、こういう辛い時はポンコツばかりですわ。クラシックもブルックナーとマーラーしかない=お呼びでない。アンビエント系は全部売っちゃった。UKトラッドはお経にしか聴こえん(泣)。Zeppはジミーの粗にイライラする(爆)。
Gratefulな今年のお布施箱

そういえば今年の箱の予約を開始しました。1985年6月30日がついにオフィシャルで来ますね。最高だとかねてから名をはせている「Shakedown Street」がついにオフィシャルで入手できます。
↑一応音源リンクを貼っておきます
今回は送料20ドルなのだが…コンパクトなのかな?去年の60周年箱の送料が驚異的に高かったので助かります。送料20ドルなんて『GSTL』箱以来じゃないか!
収録日ですが以下の通り
Greek Theatre, University of California, Berkeley, CA (6/14/85)
Greek Theatre, University of California, Berkeley, CA (6/15/85)
Greek Theatre, University of California, Berkeley, CA (6/16/85)
Saratoga Performing Arts Center, Saratoga Springs, NY (6/27/85)
Hershey Park Stadium, Hershey, PA (6/28/85)
Merriweather Post Pavilion, Columbia, MD (6/30/85)
Merriweather Post Pavilion, Columbia, MD (7/1/85)
率直にいえば以前からよく出回っている音源ではあるのですが、日本の一般的なグレイトフルデッドファンにはそこまで馴染みのない時期だと思います。84年と85年はブレントが飛躍的に活躍する時期、逆にジェリーはアップダウンが激しいですが、デッド公式がそこそこ安定している6月を選んだのは賢明だと思います。10000セット限定かぁ、公式もあまり売れないと思っているんだろうな(笑)。
僕?メールが送られてきた1分後には脳筋で購買ボタンをクリックしましたよ。

一応ショップのリンクだけ貼っておきますが購入諸々は自己責任でお願いします。
Summer Magic 1985 [20CD]store.dead.net
海外通販で届かなかったことは一度もないと思います。箱がボコボコだったりディスクの入れ間違えは何度かあるけど(笑)。ちなみに上記価格+到着時に関税がちょっとかかると思います。配達時に郵便局員に直接支払います。9月18日発売だと10月1日には届くかなぁ。
お布施もするしおクスリ(処方薬です)で頭クラクラだし糞暑いしで、こういう時はゆっくりとデッドでも流すのだ…ということで、未だ取り上げていなかった1972年8月27日のショウを取り上げます。
アルバムレビュー

Grateful Dead / 『Sunshine Daydream』
1972年8月27日オレゴン
内容:★★★★★(CD+映像付き)
映像:ヒッピー度★★★★★
ち〇ち〇:★★★★(ダンス男が微妙に気になる)
お〇ぱい:★★★ (カメラマンが欲望に負けました)
↑アーカイブです。サウンドボードなのでダウンロード不可
恐らくは、というか確実にこの日のショウがデッドのオールタイムでベストに挙がるのは間違いない。「Bird Song」に関してはぶっちぎりでこの日の演奏が素晴らしく、あのキースがエレピで参戦した73年6月22日ですら全く敵わないレベルのマジックが炸裂しています。しかも公式の映像まで残されておりフル◯ンのスタッフや裸の観客が踊りまくる、正にヒッピーイズム全開の内容となっております。フィジカル盤の方はバッチリ無修正ですのでおすすめ?です。

↑限定版のほうです。通常版もありますぞ。
そして「Dark Star」は“怖い”=緊張感が張り詰めたバージョンのもので後半に嵐が吹き上げる、これまた72年だからこそ到達できたデッド式サイケデリックの頂点とも言える演奏。13分から始まる彼らのジャムはデッド結成以来の最大の成果と言えるでしょう。唯一、唯一残念なのがジェリーが明らかに「Morning Dew」に繋げようとしているのに、ハイになり過ぎたボビーが阻止(笑)、無理矢理「El Paso」に繋げてしまい夢のメドレーが砂上の楼閣と消えてしまいました。おいふざけんなよ(笑)
ジェリーのバラードスロットが「Sing Me Back Home」になっちゃった。こちらはこちらでいい曲ですが…「Dew」が…

この日の演奏は録音や会場のせいもありますが、特にギターの音が生々しく荒々しい。そこが好みとしては分かれますが演奏の内容としてはヨーロッパツアー後の超乗っている彼らの姿が堪能できます。73年以降はいい意味でもグダグダ〜ウォールオブサウンズに移行してしまいますから、77年以前でここまでしっかりロックしているデッドを聴けるのは珍しいことです。

「Sugaree」も77年以降とは異なっており、よりカントリーロック然としています。ジェリーの瑞々しい(当社比)歌もいいし、この日はキースも絶好調。77年以降のキラキラとしたジェリーのギターサウンドの方に慣れていますが、イナたい歌詞はこちらの素朴なバージョンの方により合っていると思います。
完璧に近いセットリスト、ベストコンディション
この日のセトリはほとんどベストに近い。上記の3曲以外にも「Bertha」「Deal」(ソロ最高)「He‘s Gone」「Jack Straw」「Casey Jones」「China > Rider」と個人的に大好きなラインナップが全部入っている。ヨーロッパツアーに比べれば演奏もコンパクトにまとまっています。「Black〜」でボビーが歌い出しを間違えるなどご愛嬌もありますが、そんなものは平常運転。「PITB」は元気すぎて逆にビビるレベル。こちらも間違いなくキャリアを通じてベストの演奏だろう。もっと長尺のバージョンはいくらでもあるけど、大体間延びしてマンネリになるのがいつものパターン…だがこの演奏、あのグダグダなデッドがここまでコンパクトに締まった演奏をするなんて何ということだ(笑)。
このショウはデッド史上でも最高と言われるものですが、未聴の方はちょっと後回しにして欲しい。ヨーロッパツアーや秋ツアーの他の音源、73年6月あたりをつまみ食いしてからこちらを聴けば、よりこの日の凄みが味わえると思います。
ヨーロッパツアーであれば4月8日ウェンブリー、5月11日ロッテルダム、5月26日ライセウム、フォールツアーなら9月21日、10月18日あたりの人気が高い。
デッドは85年くらいまでは、どの年も明らかに変化があり自分に合う年を探すのが楽しい。しつこいようですが僕は82年や83年に愛着があります。どの日から聴けばいいのか分からない方は取り敢えず70年代のベッティーボード(良好サウンドボード)から聴き始めるのがいいのではないでしょうか。デッドといえば録音フリーで良好な観客席録音も多くありますが、あくまでマニア向け。とりあえず今回取り上げた72年8月27日然り公式から出ているサウンドボード音源を聴くことをお勧めします。
(K)




































